2017年6月、書籍『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』の刊行から半年後。
わたしたちは、飛び立った本の「その後」を追うウェブプログラム『100の読者、100の経験』をスタートしました。
いくつかの質問やお願いを投げかけ、そのお返事の紹介を通して「読者」経験の一端を記録し、わかちあう試みです。
“読者とは、単に本を読む人というよりは、「魂を持っている」ということだと思うんですよ。
読者が100人いたら、そこには100の魂がある。本が複製物になったときの最大の発見は、100人が読んでいて、100の魂があるということです。
そこに、もう一度立ち返ることができるのではないでしょうか”[p142 編集会議「読者への届け方」より]
更新50回の節目の機会に、
著者2人のエッセイを掲載します。
ここに集まった50の読者の物語を受け、
いま、著者が思う読者とは。
第1回:港千尋(2018.6.12)
第2回:芹沢高志(2018.6.19)
2017年6月、書籍『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』の刊行から半年後。わたしたちは、飛び立った本の「その後」を追うウェブプログラム『100の読者、100の経験』をスタートしました。
いくつかの質問やお願いを投げかけ、そのお返事の紹介を通して「読者」経験の一端を記録し、わかちあう試みです。
[質問・お願い]
・お名前、肩書き/所属を教えて下さい。
・本書を読んで印象に残っている一文(箇所)があれば教えてください。
・その一文から感じたこと、思ったこと、考えたことを教えて下さい。(400文字以内)
・あなたの『言葉の宇宙船』は今どこにありますか。その様子を写真にとってお送り下さい。写真撮影日と撮影場所も併せて教えて下さい。
本プログラムは、「読者」とは何かを考える機会とすると共に、本書との新たな出会いの場になることを目指しています。本書にたびたび登場する「本の外縁」に対する、わたしたちなりのひとつの試みです。