100の読者、100の経験[053]


ナガノ チサト

 

イラストレーター

2018年6月22日
2018年6月22日

Q1:本書を読んで印象に残っている一文があれば教えてください。

—————— 芹沢|言葉も書かれているけれど、やはり物質的な塊ですよね。そうすると当然、その本自体も年を取っていくし、自分の肉体がその物質と出会って、一緒に同じように年を取っていく。だから、ある言葉が合言葉として聞こえてくると、その本と出会い、歩んだ自分の人生が紐づいてきて、ただのキーワードを共有した以上の何かが生まれてくるんじゃないだろうか。

p93 13行目ー19行目]

Q2:その一文から感じたこと、思ったこと、考えたことを教えて下さい。

 

正直、小さい頃から上手く本が読めない子供だった。

本は、頭の中でカタチにしか見えない文字が、パラパラと紙に張り付いているものとしか思えなかった。「本はたくさん読め」という親の教育の意味がわかったのは最近のこと。

時代もジャンルも関係なく、今欲しい「言葉」が届く。また一緒に歳を重ねた後にふと思い出した時、きっと何かが生まれているはず。

遠くのどこかではなく、すぐそばで起きている宇宙船の「これから」を感じながら、今日も絵を描こうと思う。



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