100の読者、100の経験[005]


大小島 真木

 

絵描き

2017年6月8日 本を手渡した、現在の持ち主からいただいた写真 Photo: Ayako Tsuboya
2017年6月8日 本を手渡した、現在の持ち主からいただいた写真 Photo: Ayako Tsuboya

Q1:本書を読んで印象に残っている一文があれば教えてください。

—————— 自分が変わることで環境が変わり、環境が変わることで自分も変わるというような、相互に進化していく「共進化」という考え方です。

[p36 7行目 — 10行目]

 

Q2:その一文から感じたこと、思ったこと、考えたことを教えて下さい。

 

先日、Tara号という科学調査船でレジデンスをさせてもらいました。プロジェクトの目的は、主に珊瑚やプランクトンの調査です。

 

珊瑚は身体の中に住む藻がいなければ生きていくことができない動物です。藻が珊瑚に酸素と栄養を与え、珊瑚は藻の住みかとなる。珊瑚のつらなりのことをサンゴ礁というのですが、元気なサンゴ礁にはたくさんのプランクトンや魚も集まってきて、そこはさまざまな海の生物の家となります。実際にサンゴ礁は海の0.2%の面積率であるのに、海の生物多様性の30%が詰まっている。わたしは彼らがいかに“共生”して生きあっているのかを、間近で見てきました。

 

生命の連鎖と物質の循環は深く、共生が生命進化の大きな要素であることを感じます。



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